TOP
詳細検索
新刊
雑誌
babylon
テキスト
教科書
LINK
購入案内
会社案内
採用
ヘルプ
Netscape4.0, IE4.0 以上でご覧ください
Copyright (C) 1999
大修館書店
本をさがす(
→もっと詳しくさがす
)
書籍の詳細
書名:
言語論のランドマーク
げんごろんのらんどまーく
ソクラテスからソシュールまで
ISBN(10/13桁):
4-469-21215-6 / 978-4-469-21215-0
著者名:
ロイ・ハリス、タルボット・J・テイラー 共著 斎藤伸治、滝沢直宏 共訳(Roy Harris、Talbot J.Taylor、さいとうしんじ、たきざわなおひろ)
定価:
2,520円(四六判・360頁)
抜群のわかりやすさ!
内容説明:
――ソクラテスに始まり、2300年もの間、熱い議論が繰り返されてきた「名前とは何か?」という問題設定は、ソシュールの一般言語学の成立をもって終焉する。若い読者のために書かれた西洋思想史のバックボーン。
主要目次:
序 章 言語思想史の素描
ソクラテスからソシュールまで
第1章 ソクラテス
名前の正しさ
第2章 アリストテレス
メタファー
第3章 聖書
言語の起源とその分化
第4章 ワッロ
言語の規則性
第5章 クインティリアヌス
言語教育
第6章 エルフルトのトマス
意味表示の様態
第7章 キャクストン
標準語の出現
第8章 ポール・ロワイヤル文法
言語と理性
第9章 ロック
言語の不完全性
第10章 コンデイヤック
言語と認識の起源
第11章 ホーン・トゥック
語源と哲学
第12章 フンボルト
言語と精神の多様性
第13章 ミュラー
言語の進化
第14章 ソシュール
ソクラテス以降の伝統の終焉
取り上げられている文献の選択が素晴らしい。著者たちが加えている解説は言語思想史の理解に大いに役立つ。
――アメリカ言語学会誌 Language より
読みやすく、分かりやすい。言語学者、哲学者、文学研究者は言うに及ばず、一般読者にも大いに推薦できる。
――Choice より
********************
あらゆる学問において何かを認識したり知識を得たりするためには、その諸原理を認識することから始めなければならない。……われわれは文法とは何かを知ろうとしているのであるから、まず、その原理である意味表示(表意)の様態を知る必要がある。しかし、そういった諸原理がもつ個別の問題を探究する前に、その一般論を述べておかなくてはならない。それがないと、各論を十分に理解することはできないからである。
一般論として最も重要なのは、表意様態がどのように区分され、記述されるのかということである。第二には、表意様態は究極的にどこに由来するのかということ。第三は、表意様態は直接的にどこに由来するのかということ。第四は、表意様態は認識の様態や存在の様態とどのように異なるかということ。第五は、表意様態がどのような基体に見出されるかということ。第六は、記号、語、品詞、名辞といった用語が、互いにどのような関係になっているのかということである。
《『思弁文法学』序章》
********************
エルフルトのトマスが一四世紀初頭の一〇年間に執筆したと考えられている『思弁文法学』は、北ヨーロッパの学問の中心地で一三世紀後半以降に活躍した様態論者(モディストあるいは「思弁文法学者」とも呼ばれる)たちの最高の業績である。(中略)冒頭に引いた文章からも分かる通り、トマスは他の様態論者と同じく、文法教育よりも、「文法とは何かを知る」ことに興味を抱いていた。なぜ言語が現に機能しているある特定の仕方で機能しているのか、という問題に対して合理的で分析的な説明を与えようとしていたのである。ドナトゥスやプリスキアヌスを初めとする古代の著名な文法家を引き合いに出してはいるものの、これらの権威ある文法学者たちが文法とは何かという問いに対して首尾一貫した体系的説明を与え得たとは、トマスは明らかに考えていない。なぜならトマスの見たところでは、古代の学者たちは、文法構造、論理構造、そして世界構造の間に本質的な関連性があることに気づいていなかったからである。トマスや他の様態論者たちは、言語を、人間の精神に反映された通りの世界を映す鏡(speculum)であって、それ自体、神が設計した普遍的秩序の不可欠な一部を成すものと考えた。これは、彼らのいう「思弁的」(speculativa)という言葉自体から窺い知ることができる。(後略)
(本書「第六章 エルフルトのトマス――意味表示の様態」より)
【関連商品】
『ソシュール小事典』
現代言語学のみならず20世紀の思想に影響を与えたソシュールの全貌を明らかにした事典。
『ソシュールの言語論』
現代言語学の祖とされる言語学者、ソシュールの全体像を文献学的に再構築した労作。
『ソシュール』
現代言語学の出発点であり、構造主義の源流である言語学者ソシュールの本格的評伝。
『ソシュールの最大の後継者 イェルムスレウ』
現代言語学のランドマーク。
この本の
キーワード:
言語思想史、ソクラテス、アリストテレス、ワッロ、メタファー、トマス、ポール・ロワイヤル文法、ロック、コンディヤック、フンボルト、ミュラー、ソシュール
ご注文冊数
冊
後に注文リスト上でキャンセルすることもできます。