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Copyright (C) 1999
大修館書店
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書籍の詳細
書名:
続・情報のなわ張り理論
ぞくじょうほうのなわばりりろん
ISBN(10/13桁):
4-469-21275-X / 978-4-469-21275-4
著者名:
神尾昭雄 著(かみおあきお)
定価:
1,890円(A5判・156頁)
語用論の可能性を拓く
内容説明:
言葉が伝える情報が、話し手のなわ張りに属しているか、聞き手のなわ張りに属しているかによって、ヒトは巧みに言葉を使い分けている。様々な言語使用の背後で働いている根本原理を説き、語用論という広大な領域に大きな足跡を残した「神尾言語学」の集大成。
主要目次:
1 序説
2 情報のなわ張り理論
歴史寸評
情報のなわ張り理論
理論の修正点
文と名詞句における情報のなわ張り
3 情報のなわ張り理論と関連領域
証拠性
情報の新・旧となわ張り理論
情報のなわ張り理論と敬語
情報のなわ張り理論の適用例
心理文
「のだ」文
「ね」の性質
日本語と英語の呼称
代名詞と英語の類的代名詞
「来る/行く」と“come / go”
久野の視点理論
会話の研究
Grice の会話の公準
トルコ語の過去時制と得難い情報
英語
中国語
その他の言語
翻訳の研究―フランス語の場合
日本語応答表現の研究
日本語のその他の現象
まとめ
4 なわ張り理論の意義
社会学的意義
個人という概念
言語学的意義
参照文献
出版に至るまでの経緯
著者略歴
「… 本書は、なわ張りの概念が言語にどのように現れているかを探ろうとする研究の一部である。上述のように、なわ張りはヒトやその他の動物の行動や感情に深く関わっているので、当然、認知的基盤を持っているかを研究することは、現在の言語学における焦点の一つである。したがって、本書は広く言語と認知の関係を調べる研究の一例とみなすことが出来よう。
以下において、まずこのような方向性の下に筆者が行ってきた一連の研究の結果を述べ、情報のなわ張り理論の現在の姿を示してみたい。また、情報のなわ張り理論は、前回に提唱した際に比べて(神尾1990)、基本は変わっていないものの、技術的にかなり変化してきたので、その変化の内容について述べる。さらに、この理論のもたらす言語学的意義とその理論的帰結について詳しく論じて行こう。他方、この理論はいくつかの研究にも応用されているので、その点についても考察を加える。最後に、本書で述べた研究が今後どのような意義を持ち得るかを展望して、本書を締めくくりたい。…(「第1章 序説」より)」
この本の
キーワード:
言語学、認知、敬語、心理文、会話、心理学
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