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書籍の詳細

§1 ミニマリストプログラム序説
シリーズ名: シリーズ・言語学フロンティア
書名: §1 ミニマリストプログラム序説
みにまりすとぷろぐらむじょせつ
生成文法のあらたな挑戦
ISBN(10/13桁): 4-469-21294ー6 / 978-4-469-21294-5
著者名: 渡辺明 著(わたなべあきら)
定価: 1,785円(A5判・144頁)
シリーズ
解説:
言語学の各領域の最先端をわかりやすく解説するモノグラフ・シリーズ
  生成文法50年目の到達点
内容説明:
チョムスキーの登場から間もなく50年、この間、生成文法は大きな変貌を遂げたが、その中で1990年以降の大きなトレンドはミニマリストプログラムである。本書は、人間の言語能力を成り立たせている最小(ミニマム)の道具立てのしくみを解明しようとするミニマリストプログラムの考え方、方法、めざすものを明快に説く。
第1部では、英語・日本語の例を挙げながら基本概念を説明し、第2部は古代および現代の日本語を題材にした興味深いケーススタディーである。
主要目次: はじめに

第1部 基本概念

第1章 研究史上の位置付け

第2章 派生と演算単位
 2.1 表示レベルと派生
 2.2 素性――演算の最小単位
     理論的背景
     派生の収束と素性
     素性の種類

第3章 基本的演算操作
 3.1 句構造
 3.2 移動操作の因数分解
 3.3 経済性
     最初の試み
     その後の展開

第4章 A移動
 4.1 統一化への動き
 4.2 多重指定部
 4.3 まとめ
 4.4 課題

第5章 局所条件と派生の循環性
 5.1 連続循環移動
     派生の相
     A移動、経済性、ならびに相不可侵の条件
 5.2 LF移動の廃止と局所条件
 5.3 島の制約

第6章 意味解釈との関係
 6.1 束縛
 6.2 意味解釈とc-command
 6.3 コントロール
 6.4 スイッチリファレンス
 6.5 量化子のスコープ

第2部 ケーススタディー

第7章 古代日本語のWH移動
 7.1 万葉集の疑問文
 7.2 古事記の疑問文
 7.3 例外の検討
 7.4 平安時代の疑問文
 7.5 WH移動のメカニズム
 7.6 比較統語分析の重要性
     主部内在型関係節
     WH移動と連体形
     平安時代の「か」
 7.7 WH移動消失のメカニズム
 7.8 結語

第8章 「が/の」交替とA移動
 8.1 主格と対格との相互作用
 8.2 目的語左方移動と虚辞構文での言語間の違い
 8.3 他動詞性制約
     フランス語の文体的倒置
     「が/の」交替
     閑話休題
     チャモロ語再考
 8.4 問題点の整理

第9章 省略表現および否定一致
 9.1 省略表現の理論的重要性
 9.2 否定一致とは
 9.3 省略表現と否定一致
     否定一致と否定極性
     何が省略されているか
 9.4 否定一致における素性照合
 9.5 省略表現再び
 9.6 多重一致
 9.7 否定一致とDPの構造
 9.8 結語

参考文献

索引
  【シリーズ】
『シリーズ・言語学フロンティア』
  「1 ミニマリストプログラム序説」
  「2 比較言語学の視点」
  「3 歴史語用論入門」
この本の
キーワード:
派生、演算、素性、A移動、LF移動、スイッチリファレンス、量化子、スコープ、WH移動、万葉集、古事記、比較統語、虚辞構文、チャモロ語、否定一致

 
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