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Copyright (C) 1999
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書籍の詳細
書名:
実例で学ぶ 認知言語学
じつれいでまなぶ にんちげんごがく
原題:Cognitive Linguistics : An Introduction
ISBN(10/13桁):
4-469-21303-9 / 978-4-469-21303-4
著者名:
デイヴィッド・リー 著 宮浦国江 訳(David Lee、みやうらくにえ)
定価:
2,730円(A5判・320頁)
認知言語学の豊饒な世界へ導く13章
内容説明:
認知言語学の基本概念を、中心的な課題を網羅しつつ簡潔に記述し、豊富な英語例文や図解に工夫をこらしたわかりやすいテキスト。語用論を視野に入れて談話レベルの研究にも言及している点に、先進性もうかがわれる。各章の練習問題は、原書発行後、著者が改訂したものを収録した。
主要目次:
序
謝辞
日本語版へのまえがき
第1章 基本概念
1.1 はじめに
1.2 ものの捉え方
1.3 視点/パースペクティヴ
1.4 前景化
1.5 メタファ
1.6 フレーム
1.7 まとめ
練習問題/文献案内
第2章 空 間
2.1 はじめに
2.2 例:in
2.3 例:on
2.4 例:at
2.5 モノとその空間関係の解釈
2.6 まとめ
練習問題/文献案内
第3章 空間的意味からの拡張
3.1 はじめに
3.2 例:out
3.3 問題:fill in と fill out
3.4 例:up
3.5 問題:hunt up と hunt down
3.6 問題:speak up と speak out
3.7 事例研究:through
3.7.1 ランドマークへの衝撃
3.7.2 障害としてのランドマーク
3.7.3 達成
3.7.4 道具としてのランドマーク
3.7.5 原因と結果
3.7.6 主観化/主体化
3.7.7 基本的な時間用法
3.7.8 試練としてのランドマーク
3.8 まとめ
練習問題/文献案内
第4章 放射状カテゴリー
4.1 はじめに
4.2 例:接尾辞 -able
4.3 例:過去時制
4.3.1 反事実
4.3.2 ていねいさ
4.4 属性の放射状カテゴリー
4.4.1 例:strong
4.4.2 例:good
4.5 プロセスの放射状カテゴリー
4.5.1 例:climb
4.5.2 例:turn
4.6 モノの放射状カテゴリー
4.7 まとめ
練習問題/文献案内
第5章 構 文
5.1 語や句の結合
5.2 フレームの結合
5.3 構文的意味
5.4 子どものことばの一般化にかかる制約
5.5 自然さと文法性
5.6 類像性
5.7 繰り上げ構文
5.7.1 目的語の繰り上げ
5.7.2 主語の繰り上げ
5.8 移動使役構文
5.8.1 分布パタン
5.8.2 用法の条件
5.8.3 移動使役構文の放射状ネットワーク
5.9 除去動詞の構文分布
5.10 まとめ
練習問題/文献案内
第6章 メンタル・スペース
6.1 はじめに
6.2 一見意味的に変だと思われるもの
6.3 指示のあいまい性
6.4 時制と法(mood)
6.5 変化述部
6.6 再帰形
6.7 まとめ
練習問題/文献案内
第7章 言語変化
7.1 はじめに
7.2 例:soon
7.3 例:still
7.4 例:may, can
7.4.1 近代英語の may と can
7.4.2 may と can の歴史的変遷
7.4.3 義務的意味
7.5 例:will と be going to
7.6 まとめ
練習問題/文献案内
第8章 可算名詞と質量名詞
8.1 はじめに
8.2 可算的現象と質量的現象
8.3 単数形のない名詞
8.4 単複同形の名詞
8.5 まとめ
練習問題/文献案内
第9章 動詞の完了用法と未完了用法
9.1 はじめに
9.2 進行相
9.3 完了動詞の単純現在時制
9.4 未完了動詞の単純現在時制
9.5 まとめ
練習問題/文献案内
第10章 因果構造と動作主性
10.1 はじめに
10.2 英語の因果表現
10.3 日本語の因果表現
10.4 まとめ
練習問題/文献案内
第11章 認知言語学と談話分析
11.1 はじめに
11.2 フレーム
11.3 放射状カテゴリー
11.3.1 例:leave
11.3.2 例:you
11.3.3 例:warn
11.3.4 例:live
11.4 まとめ
練習問題/文献案内
第12章 ディスコースの構築主義的プロセス
12.1 はじめに
12.2 構築主義
12.3 プロトタイプ理論と構築主義
12.4 会話における構築的カテゴリー化
12.5 動作主性の構築
12.6 対抗ディスコース
12.7 まとめ
練習問題/文献案内
第13章 創造性と意味の性質
13.1 はじめに
13.2 メンタル・スペース
13.3 放射状カテゴリー
13.4 フレーム
13.5 意味の性質
13.6 まとめ
練習問題/文献案内
訳者あとがき
用語解説
参考文献
索 引
■各章末にある練習問題の
[解答]
と
[解説]
は下記よりご覧ください。
第1章
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第2章
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第3章
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第4章
/
第5章
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第6章
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第7章
/
第8章
第9章
/
第10章
/
第12章
/
第13章
認知言語学に関心をもつ人が増え、日本においても主要研究書・概説書の翻訳や日本人研究者による解説書も充実してきている。そのような中にあっても、本書は次のような点で特徴ある書となっている。
まず、認知言語学の入門書として基本概念や中心的研究を網羅しながらも、実にコンパクトにまとまっていることである。簡潔でありながら認知言語学を今までまったく知らない人にも、わかりやすい説明となっているのは、無理のない論の進め方と工夫を凝らした図解、そしてポイントを的確に示す豊富な実例があるからである。・・・<中略>・・・
さらに特徴として、本書が語用論を視野に入れた認知言語学の概説書になっている点が挙げられよう。認知言語学研究の中でも、先行したのは語彙意味論、構文研究などであり、ディスコース/テクスト・レベルでの研究はまだあまり進んでいるとはいえない。しかし認知言語学が動的用例依拠モデルをとり「言語使用の実際」の解明を目指す以上、語用論研究に展開していくことは当然の道筋であろう。「認知語用論」がどのような形をとるか、まだ手探り状態であるが、本書がその手本になることは間違いないと思われる。本書第11章、第12章で展開された認知言語学と言語の社会文化的側面との補完的アプローチがさらに他の言語資料にも適用され、認知語用論の発展を促すことと思われる。(「訳者あとがき」より)
この本の
キーワード:
言語理論、語彙意味論、語用論、概念、放射状カテゴリー、構文、メンタル・スペース、言語変化、談話分析、ディスコース、メタファ、アプローチ、ブレンディング
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