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書籍の詳細

実践音声学入門
書名: 実践音声学入門
じっせんおんせいがくにゅうもん
原題:A Practical Introduction to Phonetics
ISBN(10/13桁): 4-469-21306-3 / 978-4-469-21306-5
著者名: J・C・キャットフォード 著 竹林滋、設楽優子、内田洋子 訳(John Cunnison Catford、たけばやししげる、したらゆうこ、うちだようこ)
定価: 2,625円(A5判・308頁)
  様々な言語音の発音と聞きとりの勘所を解明
内容説明:
英語をはじめ様々な言語で使われる音声を取り上げ、それらの音声を正確に発音し聞き分けるにはどうすればよいかを細部にわたりわかりやすく解説。音声学のエッセンスをなす基礎知識を絞り込んで提示する一方、その基盤となる音声産出の勘所を図解も多用して誰にも身につくよう説いた画期的入門書。
主要目次: 原著まえがき
原著謝辞
訳者まえがき

1――はじめに
  1 音声学の効用
  2 話しことばの諸段階
  3 声道
  4 話しことばの機能上の構成要素

2――音声の基本的な構成要素
  1 始動と調音
  2 摩擦音と閉鎖音の調音
  3 肺の圧搾と吸引による始動
  4 声門気流始動
  5 軟口蓋の始動
  6 始動のタイプのまとめ
  7 始動器官の速度と力(強勢)

3――発声:第3の基本的な構成要素
  1 無声と有声の摩擦音
  2 無声と有声のmnlr
  3 無声と有声の母音
  4 始動、調音、発声という3つの構成要素
  5 有声閉鎖音の産出
  6 有声入破音
  7 発声の主要タイプ
  8 発声の始動との関係
  9 気音

4――調音:狭めのタイプ
  1 調音:音の「最後の仕上げ」
  2 持続可能な狭めのタイプ:閉鎖音、摩擦音、接近音、共鳴音、ふるえ音…
  3 本質的に一時的な狭めのタイプ:たたき音、はじき音、半母音…
  4 横方向の次元:中央音と側面音

5――調音:位置
  1 鼻腔領域
  2 口腔領域:上部と下部の調音器官
  3 唇の調音:両唇音と唇歯音
  4 歯・歯茎の調音
  5 そり舌音と硬い口蓋音の調音
  6 軟口蓋音と口蓋垂音の調音
  7 咽頭音と声門音の調音

6――同時調音と音連続
  1 等位(二重)調音
  2 主要調音と副次調音
  3 同器官的な音連続:重子音と破擦音
  4 側面破裂、鼻腔破裂、前鼻音化閉鎖音
  5 異器官的な音連続と隣接的な音連続
  6 二重母音
  7 閉鎖移行と開放移行

7――母音:はじめに
  1 母音と子音:声を出さずに母音の発音練習をすることの重要性…
  2 母音における唇と舌の構え
  3 基本母音とは

8――基本母音(CVs)
  1 基本母音の全般的特質:誤解を避けるために…
  2 前舌のCVs
  3 後舌のCVs
  4 円唇の種類
  5 第二次基本母音
  6 中舌母音およびその他CVsに追加したい母音
  7 母音の音響学:母音のフォルマント
  8 付加的な母音の変形

9――韻律的特徴
  1 始動的韻律:始動力(=強勢)
  2 音節
  3 脚(きゃく)
  4 発声の韻律:ピッチの変化(=イントネーションと音調)
  5 調音の韻律:調音の持続時間(=長さ)

10――言語の音体系
  1 音韻論:言語音の利用
  2 母音の連続体
  3 英語とスペイン語によって違う形に分割されている母音の連続体
  4 様々な言語において様々な形で用いられる声帯振動の開始時間
  5 音素
  6 弁別的特徴
  7 英語の子音音素
  8 異音
  9 子音群
  10 英語の母音

11――まとめ
    音声産出の構成要素
    始動のタイプ
    発声のタイプ
    調音:狭めのタイプ
    調音:位置
    同時調音と連続音のタイプ
    母音
    韻律的特徴
    音体系

さらに詳しい研究のために
参考文献
索引
  本を読むことによって音声学を理論的によく理解することは、十分可能である。さらに、音声の生理学的、音響的な側面を機器を用いて調べる音声実験室で研究するならば、そのような理解を得ることは、いっそう容易になる。しかし、このようにして得られた、この種の表面的で純粋に理屈の上での音声学の知識は、上に述べた諸活動の多くを実行するのにはかなり不十分である。(中略)本書では、音声学的分類の諸原理と諸範疇を、記述することによってだけでなく、読者が自分の声道で実行できるような実験(experiment)を通して紹介していく。記述だけでは、音声学理論をただ理屈の上で理解することになってしまいかねないからである。このようにして、読者は、音声学の有能な使用者になくてはならない商売道具である音声学的理論の深い理解を得ることとなろう。(はじめにより)
この本の
キーワード:
調音、母音、韻律、音韻論、始動、発声、子音、音響学、イントネーション、音体系、異音、声帯、閉鎖音、声門、有声、無声、摩擦音、話しことば、声道

 
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