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Copyright (C) 1999
大修館書店
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書籍の詳細
書名:
新・子どもたちの言語獲得
しんこどもたちのげんごかくとく
ISBN(10/13桁):
978-4-469-21318-8
著者名:
小林春美、佐々木正人 編(こばやしはるみ、ささきまさと)
定価:
2,415円(四六判・314頁)
基礎知識から最前線のテーマまで
内容説明:
誕生後わずか数年で、子どもたちは基本的な言語能力を身につける。なぜ出来るのか? どうやって? 音声・語彙・文法のみならず、身振りや手話の獲得、養育放棄された子や障害児のことばの発達など、日本人の子のデータを元に、広い視野から言語発達の謎に迫る。定評ある入門書に最新の情報を大幅に加えた、待望の新版。
主要目次:
まえがき
I はじめに
第1章 言語獲得理論の動き
――生得性をめぐって――
行動主義からチョムスキー理論へ
言語の「生得性」をめぐる論争
子どもへの言語入力の検討
意図を推測しあう存在としての人間
新しい動きと可能性
II ことばの獲得
第2章 音声の獲得
セグメンテーション
単語音声の「正確な」認知
意味と結びついた単語音声の認知
おわりに
第3章 身振りとことば
身振りとことばの関係
ことばの発達と身振りの発達
認知発達と身振りの発達
まとめ
第4章 語彙の獲得
――ことばの意味をいかに知るか――
語彙獲得の過程
「制約」の果たす役割
指示意図の理解とことばの意味の獲得
第5章 文法の獲得<1>
――動詞を中心に――
7つの研究
理論的検討
第6章 文法の獲得<2>
――助詞を中心に――
助詞の獲得過程
助詞の誤用の理由
助詞の獲得方法
III ことばをささえるもの
第7章 養育放棄事例とことばの発達
初期発達の臨界期仮説
言語獲得の臨界期とジニーの事例
F・Gにおける言語獲得
コロンビアのアダム
第8章 障害児のことばの発達
――初期言語発達と認知発達の関係――
言語獲得―前言語から言語へ
初期言語発達と認知発達の関係
自閉症児の言語
おわりに
第9章 手話の獲得
手話とは
第一言語としての手話の獲得
手話獲得の特殊性
おわりに
第10章 「ことばの獲得」を包囲していること
「ある」からはじまる
子どもたちを取り囲んでいること
意味にたどりつくまで
文献
索引
執筆者紹介
子どもたちが、誕生後わずか数年のうちに、基本的な言語能力のほとんどを身につけてしまうのは、実に驚くべきことである。しかし、なぜ子供たちが言語を獲得できるのか、どのように獲得していくのかを説明するのは、容易なことではない。10年前、本書が最初に出版された1997年当時、「言語獲得理論は経験論的立場・生得論的立場などさまざまな議論が入り乱れ、知的関心を深めつつも、収束とは遠い状態にある」と前書きで述べた。議論の多様性ということに関しては、状況は少しも変わっていない。それどころか、良い意味で多様に豊かさと面白さを増しているように感じられる。詳しくは各章に譲るが、もし3点だけ挙げるならば、言語進化をもたらした人間の特性、特に他者の意図を認知する能力への関心、外界からの入力を統計的に処理する知覚機構の認識、そして音声言語とは異なるモダリティを持つ言語(手話)をも包含できる言語本質の追究、を挙げることができるよう。こうした問題やその他興味深く重要な問題について、本書はこの10年間の言語発達研究の進展できる限り盛り込むようにした。(「まえがき」より)
この本の
キーワード:
言語習得、認知科学、発達研究、言語能力、コミュニケーション、生得性、身振り、ことば、養育放棄、障害児、手話、神経言語学
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