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書籍の詳細

漢詩人大正天皇
書名: 漢詩人大正天皇
かんしじんたいしょうてんのう
その風雅の心
ISBN(10/13桁): 978-4-469-23258-5
著者名: 石川忠久 著(いしかわただひさ)
定価: 1,680円(四六判・226頁)
  いま明らかになる“文人大正天皇”
内容説明:
大正天皇は、その短い生涯に1,367首もの漢詩を残された。歴代天皇の中でも“断トツ”の多さである。本書は、漢詩の第一人者である著者が、約80首を選び出し、各々の詩の背景・鑑賞のポイントなどを解説する。そこでは「文人」としての大正天皇の姿が明らかにされる。各詩には、書き下し・訳附き。
主要目次: はじめに
 小倉山に遊ぶ

“詩人”天皇の誕生
 新春偶成
 目黒村を過ぐ

三島の手ほどき
 田母沢園に遊ぶ
 桜花
 梅雨
 池亭に蓮花を観る
 江上に馬を試む
 亀井戸
 戴叔倫の春怨詩を読む
 涼州詞に擬す
 老将
 巌上の松
 晩秋山居
 晴軒読書

皇太子の青春
 遠州洋上の作
 夢に欧州に遊ぶ
 欽堂親王の別業を訪う
 布引の瀑を観る
 三島の駅
 三島嘱目
 海浜所見
 墨堤
 夏日 嵐山に遊ぶ

巡啓の中で
 千代の松原
 箱崎
 舞鶴軍港
 呉羽山に登る
 琵琶湖
 新冠牧場

律詩を作る
 大谷川にて魚を捕らうるを観る
 宇治に遊ぶ
 初秋偶成
 松島に遊ぶ
 葉山即事
 偶成

古詩の面白味
 皇后の宮 台臨し 男を生むを賀するに謝し奉る
 沼津離宮にて皇后陛下に謁す
 吾が妃 松露を南邸に采り、之を晩餐に供す、因りて此の作有り
 泰宮を鎌倉離宮に訪う
 富美宮泰宮両妹を鎌倉離宮に訪う
 三月二十日、大崩に遊び雨に遇いて帰る
 玉川にて漁を観る
 園中即事

時事を詠う
 陸軍中佐福島安正の事を聞く
 青森聯隊の惨事を聞く
 乃木希典の花を惜しむ詞を読みて感有り
 日本橋
 慰問袋
 南洋諸島
 海軍の南洋耶爾特島を占領するを聞く

折々のうた
 球戯場にて田内侍従酒気を帯ぶ、戯れに此を賦す
 戯れに矢沢楽手に示す
 階前所見
 墨田川
 葉山南園にて韓国皇太子と同に梅を観る
 明治戊申 将に山口・徳島二県を巡視せんとし、四月四日
  東京を発す、韓国皇太子送りて新橋に至る、喜びて賦す
 吾が妃草を郊外に摘む、因りて此の作有り
 春蔬を採る
 女官 土筆を献ず
 高松宮に示す
 秋夜読書
 竹陰読書
 秋夜即事
 新秋
 秋涼
 学習院の学生に示す
 葉山偶成

詠物と題画
 西瓜
 梨を詠ず
 海を詠ず
 木曾の図
 農家の図
 海上にて鼇を釣るの図
 宇治採茶の図
 宇治橋蛍を撲つの図
 身延山の図

終わりに

大正天皇年譜
御製詩 詩題索引
  近頃、『大正天皇実録』が一部公表され、天皇に関する著述もいくつか出て、少しずつ関心が広まっているようにも思われる。この際、歴代天皇に稀な漢詩の御製を通して、大それた言い様ながら、〝文人天皇〟のお姿を明らかにしたい。折しも、本年平成二十一年は大正天皇御生誕百三十周年の節目に当たる。(『はじめに』より抜粋)
この本の
キーワード:
日本漢詩、大正時代、国文学、漢字、漢文読解、漢詩名作、基本句形、日本文学、名言名句

 
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