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書籍の詳細

§中国のことわざ
シリーズ名: あじあブックス
書名: §中国のことわざ
ちゅうごくのことわざ
ISBN(10/13桁): 978-4-469-23310-0
著者名: 千野明日香 著(せんのあすか)
定価: 1,680円(四六判・240頁)
シリーズ
解説:
今、あらゆる面において見直しを迫られているアジア。日本・アジア・世界の中に暮らす私たちは、「世界の中のアジア」「アジアと日本」「アジアの中の日本」の視点からも、改めて言語・文化・歴史を見つめ直し、新しい道を探る必要がある。<あじあブックス>は、さまざまな話題と問題提起に満ちたアジア再発見のための魅力的なシリーズです。
  ことわざが映す中国の暮らしと文化
内容説明:
ことわざは、その親しみやすい言い回しのなかに、人々の価値観や社会のあり方を映し出す。ことわざを通して、その国の暮らしと文化が見えてくる。中国の日々の暮らしのなかで使われることわざを取り上げ、言葉の成り立ちや用い方を紹介するとともに、ことわざに寄せる人々の思いを、やわらかな筆致で描き出す。
主要目次: はじめに

七つ八つは犬さえ嫌う――親子・家族のことわざ
女房と子ども/三つ子の魂/犬と猫/犬さえ嫌う/橋の下/子を叱る/父と子/母の思い/七光り/親不孝/家庭の悩み/母なる国/親心
娘時代は十八変化――男と女のことわざ
女の笑い/男の涙/娘ざかり/男の悪/一途な女/年上の女房/美しい人/忍従/夫婦のきずな/悲しい歌/中年/不倫
三人寄れば、無責任――人間関係をめぐることわざ
心の揺れ/人まかせ/三人寄れば/いさかい/泥縄/裏切り/旅/別れ
食後の散歩は長寿の秘訣――知恵とユーモアのことわざ
夕飯の後/不断の努力/後始末/手前味噌/年寄りの知恵/阿Qする/日頃の悩み/運命/マイことわざ
みれんの糸は切っても切れぬ――切なる思いを伝えることわざ
初めの一歩/銀の糸/果てしなき欲望/不遇/子供たちの王様/心の闇/罵声/怒り
黄河に行きつくまで心は死なない――風土が生んだことわざ
結ばれぬ恋/交わらぬ水/菜の花と西瓜/故郷の言葉/方言/ことわざの発生/やさしい日本語
礼は往来を尚ぶ――古典とことわざ・古典の言葉
暗誦/禁じられた書物/お返し/藍より青く/虚栄/黄金の屋/二人は同じ枯れすすき/ことわざ三国志
ことわざが語る人間模様
異国にありて/ある一族の没落/悲しみの家/信仰/残照の人/日本の女
書とことわざ
暮らしの中の書/字は教養を表す/書と道徳/弘法は筆を選ばず/習字の練習/コノテガシワの芽/みずがめの水/書を学ぶ人々
《付録》
中国ことわざブックリスト
ことわざ索引(中国語/日本語)
あとがき
初出一覧
  本書でモデルになっていただいた方々は、お名前は記さず、「張」さんなら「T」さんというように、イニシャルで表した。モデルの方々とは、事前に執筆の承諾を得るため、可能な限り連絡を取った。意外だったのは、一人として、諺を使ったのを覚えておられる方がいなかったことだ。筆者の頭の中には、諺が使われた情景が焼きついているので、「あのとき、そんな諺を使いましたっけ?」と返されるたびに、ふしぎなような、空しいような気持ちを抱かされた。使ったことも忘れるほど、諺は日常の生活に溶けこんでいるということだろう。
 記憶が自分一人のものであることに気がついてからは、諺の情景は忘れてはならないものとなった。日常の中で諺が巧みに使われたときに感じる共感。そして、すぐさま訪れる忘却。諺が、両者の無限の繰り返しの中に生きているとすれば、筆者が立ち会ったのは、諺が時代を超えて受け継がれようとする、その瞬間なのだ。それを忘れることを想像すると、自分の一部が消えてなくなるような、寂しい気持ちに襲われた。だから、一つ書き留めるごとに安堵を覚えた。書いてみたい諺はまだいくつもあるが、ひとまず本書の形にまとめることができてほっとしている。何世代にもわたって伝えられていく諺の味わいを、本書がいくらかでも伝えることができたなら幸いである。(『あとがき』より抜粋)
この本の
キーワード:
故事成語、歇後語、しゃれ言葉、漢詩、詩句、名句、書、中国古典、三国志、諺

 
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