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書籍の詳細

スポーツ倫理の探求
書名: スポーツ倫理の探求
すぽーつりんりのたんきゅう
ISBN(10/13桁): 4-469-26549-7 / 978-4-469-26549-1
著者名: 近藤良享 編著(こんどうよしたか)
定価: 1,890円(四六判・272頁)
  今、スポーツをめぐる問題をどう考えるか?
内容説明:
遺伝子ドーピング、施設建設に伴う環境破壊、監督・コーチによるセクハラ、スポーツのありようを規定するテレビ、開催県が必ず天皇杯を獲得する「国体神話」、採点競技における自国有利な判定など、スポーツをめぐってあらわれている様々な問題を取り上げ、倫理的な視点から論じる。専門的な視点からの分析は興味深く、スポーツに対する新たな視座を与えてくれる。
主要目次: 序章 「自律した人間」を育てるための「スポーツ倫理」

第1章 ドーピングは禁止すべきか
 1.迫りくる『遺伝子ドーピング』の時代
 2.アンチ・ドーピング運動の今後
 3.ドーピング論議は十人十色
 4.ドーピングを禁止する論拠を再考する

第2章 環境へのミニマム・インパクト
     ─スポーツ界ができること─

 1.オリンピックと環境保全
 2.長野冬季五輪はどこまで環境を守れたか
 3.長野冬季五輪男子滑降競技スタート地点論争が残したもの
 4.スポーツ産業エコロジー最前線
   ─ミズノ(株)の取り組みから─
 5.環境倫理思想からスポーツ界は何を学ぶべきか

第3章 スポーツにからみつくジェンダー問題
 1.体育教師は「男の仕事」か
   ─女性の進出を阻むジェンダー意識─
 2.オーガスタは大混乱
   ─ゴルフクラブと女性差別を考える─
 3.「なんてこった!」のスポーツ界
 4.女子用ルールはなぜ定められたのか
   ─バドミントンルール改定の意味─

第4章 スポーツを支配するメディア
 1.放送はスポーツをどう変えてきたか
   ─テレビはスポーツを見せ物にしたのか─
 2.新聞とスポーツの新たな「蜜月」
   ─高校野球からW杯まで─
 3.スポーツの見方は、どこで誰がどのように教えるのか
   ─メディア・リテラシーの可能性と限界─
 4.スポーツ映画にみる倫理問題

第5章 スポーツ統括団体の苦悩とは
 1.アメリカ同時多発テロ事件からスポーツを考える
   ─世界体操選手権大会への選手派遣中止─
 2.オリンピックという幻想
   ─政治化された装置はどこへ行く─
 3.国体神話の解体
   ─これからの国民体育大会をさぐる─

第6章 頻繁に起こる判定トラブル
 1.審判員のフェアプレー
   ─審判員のあるべき姿─
 2.採点競技における判定とその限界
 3.篠原選手対ドイエ選手の判定問題から考える
  本書は、ドーピング、環境、ジェンダー、メディア、判定などをめぐって近年起こったスポーツの倫理的問題を取り上げ、その当事者や専門家による分析を通して、問題の本質を明らかにしようとする試みである。深刻かつ判断の難しい問題もあるが、われわれはスポーツ文化の担い手として、よりよいスポーツの世界の実現に向けて議論を深めていかねばならない。
この本の
キーワード:
ドーピング、オリンピック、環境保全、スポーツ産業、ジェンダー、女性差別、メディア、国体、判定トラブル

 
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