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Copyright (C) 1999
大修館書店
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書籍の詳細
書名:
最新スポーツ心理学
さいしんすぽーつしんりがく
その軌跡と展望
ISBN(10/13桁):
4-469-26564-0 / 978-4-469-26564-4
著者名:
日本スポーツ心理学会 編(にほんすぽーつしんりがっかい)
定価:
2,625円(B5判・258頁)
スポーツ心理学を学ぶ人にとって必読の一冊!!
内容説明:
スポーツ心理学を包括的に捉えた待望の一冊。スポーツ心理学の内容を「社会心理系」「健康心理系」「運動学習系」および「メンタルトレーニング系(臨床心理系を含む)」の四つに分類。スポーツ心理学では今、どのような研究が行われており、今後どのような研究が行われていくのか? 本書を読めば学問的な最新知見が一目瞭然!! 日本スポーツ心理学会30周年を記念して出版された最新刊。
主要目次:
はじめに
プロローグ
第1章 スポーツ心理学の研究とは
1.スポーツ心理学研究の沿革
2.スポーツ心理学の定義
3.スポーツ心理学の研究領域
4.日本スポーツ心理学研究の現状と課題
第2章 わが国におけるスポーツ心理学研究の歴史
1.わが国におけるスポーツ心理学研究の発展の基礎
2.世界におけるスポーツ心理学研究の発展
3.わが国におけるスポーツ心理学研究の発展
第3章 スポーツ心理学の社会的貢献
1.スポーツ心理学の社会的貢献の現状
2.研究成果を役立たせるには最適化が必要
第1部 スポーツ参加とライフスキル
第1章 スポーツへの動機づけ
1.動機づけとは何か
2.スポーツにおける動機づけ研究
3.動機づけ研究の展開
4.今後の課題
第2章 スポーツにおける目標設定
1.目標設定とは
2.スポーツにおける目標設定研究
3.効果的な目標設定の方法
4.目標設定と動機づけ理論との統合
第3章 スポーツと子どものストレス
1.ストレスとは
2.スポーツ心理学とストレス研究
3.運動・スポーツに関わる心理学的ストレス研究の視点
4.運動・スポーツ活動に参加する子どものストレス
第4章 スポーツとライフスキル
1.スポーツの社会的意義
2.スポーツを通してのライフスキル教育プログラム
3.ライフスキル獲得プロセス
4.スポーツにおけるライフスキル研究
◆「スポーツ参加とライフスキル」研究の課題と展望
1.スポーツへの動機づけ
2.スポーツにおける目標設定
3.スポーツと子どものストレス
4.スポーツとライフスキル
第2部 身体活動・運動と健康
第1章 メンタルヘルスに果たす身体活動・運動の役割
1.不安
2.抑うつ
3.運動固有感情
4.自尊感情・身体的自己知覚
第2章 発達から見た身体活動・運動と身体的健康
1.発達段階における身体活動・運動の健康への意義
2.体力
3.身体器官・知覚運動機能
4.高齢期における健康資源としての「身体活動・運動」の重要性
第3章 身体活動・運動行動の要因(決定因)
1.記述的疫学的研究
2.行動変容過程における構造的理解
3.成人の身体活動を規定する要因
4.子どもと青少年の身体活動を規定する要因
第4章 身体活動・運動行動の採択および継続
1.身体活動・運動行動を継続することによる健康関係の恩恵
2.身体活動・運動行動研究に適用される理論・モデル
3.身体活動・運動行動の継続のための理論・モデルを適用した介入研究
◆「身体活動・運動と健康」研究の課題と展望
1.ポジティブな感情と運動の継続化を意図した運動処方に関する研究の推進
2.子どもの身体活動を対象とした研究の推進
3.大型研究プロジェクトによる運動行動の決定因研究の推進
4.わが国特有の運動行動のモデル構築と介入に関する研究の推進
第3部 運動の学習と制御
第1章 運動学習のパラドックスと練習者の意図
1.認知心理学的な運動学習研究
2.応用性の検討
3.バンド幅KR研究の意義
4.自己調整学習
5.運動学習における自己調整学習方略に関連する研究
6.KR利用における学習方略
7.練習試行順序における学習方略
第2章 身体情報の知覚と運動制御
1.身体意識:身体情報の意識的知覚
2.身体情報の無意識的知覚
3.理論的枠組み
第3章 視覚システムから見た熟練者のスキル
1.2つの視覚システム
2.スポーツにおける視覚探索活動研究
3.「遠山の目付」評価実験
4.他の競技場面に見る視支点と周辺視の活用
5.意識と2つの視覚システム
第4章 運動スキル研究におけるダイナミカルアプローチ
1.運動スキルと動作の再現性
2.揺れ動く身体
3.情報処理アプローチと動作の変動
4.動作の変動はノイズか?
5.変動の大きさから変動の構造へ
6.外部環境の変動と熟練スキル
7.揺れ動くシステムの制御モデル
8.ダイナミカルシステムの振る舞いと熟練スキル
9.システムの安定に不可欠な揺らぎ
10.ダイナミカルシステムアプローチの応用例
11.ダイナミカルシステムアプローチの可能性
◆「運動の学習と制御」研究の課題と展望
1.運動学習研究の課題と展望
2.運動制御研究の課題と展望
第4部 競技力向上と心理的サポート
第1章 メンタルトレーニングの生理心理学的メカニズム
1.なぜ生理心理学的メカニズムが必要か?
―脳イメージング技術の発達―
2.脳から見た「あがり」という現象
3.脳から見たイメージトレーニング
4.「やる気」の生理心理学的メカニズム
5.「スポーツ生理心理学」の可能性
第2章 メンタルトレーニングの実践的研究
1.実践的研究とは?
2.記述研究
3.実験的研究
4.質的研究
5.量的分析と質的分析の両方を用いた研究
第3章 チームビルディングとソーシャルサポート
1.スポーツチームのグループダイナミクス
2.体育・スポーツ領域におけるSS研究
3.チームビルディング
4.今後の研究の課題
第4章 スポーツカウンセリング-スポーツ選手の心理的問題
1.部活動での不適応
2.スポーツ障害
3.食行動異常
4.競技引退
◆「競技力向上と心理的サポート」研究の課題と展望
1.心理的サポート研究は現場に貢献してきたか?
2.心理的サポート研究の今後の課題
3.心理的サポート研究を支える役割とスポーツ心理学者のスタンス
さくいん
執筆者一覧
近年、スポーツは様々な形で我々の生活に浸透し、健康で豊かな生活に欠かせない文化となってきた。スポーツを心理学的視点から科学的に究明しようとするスポーツ心理学の研究も、スポーツの普及・発展とともに広がりを見せ、スポーツへの参加や運動学習に関するものから、競技力向上や健康づくりに関するものまで、多岐にわたって行われるようになった。
このようにスポーツ心理学は、社会の負託に応えつつ、学問としても広がりと深さをもって発展してきたが、これまで、学問として包括的にこの領域の全体像を捉えた書籍は見当たらなかった。そこで、学会設立30周年を期に、学会自らがそれを企画してまとめたのが本書である。
本書は、学問としての発展史、現在の研究課題と最前線の論文、今後の展望までを要領よく体系的にまとめている。スポーツ心理学を専門としている人はもとより、この分野に関心を持つ多くの方々にも、スポーツ心理学という学問の「今までとこれから」を知る格好の書である。是非、ご一読を勧めたい。(「読者の皆さんへ」より)
この本の
キーワード:
メンタルトレーニング、ストレス、ライフスキル、メンタルヘルス、身体活動、運動行動、健康、運動学習、ダイナミカルシステム、生理心理学、ソーシャルサポート
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